科学技術映像祭は、優れた科学技術映像を選奨することで科学技術への関心を喚起するとともに
その普及と向上をはかり、社会一般の科学技術教養の向上に資することを目的として昭和35(1960)年より開催し
今回、第62回を迎えました。科学技術映像祭 (jsf.or.jp)
はこだてみらい館では、この映像祭で選定された全13作品を3期に分けて上映いたします。
【はこだてみらい館 科学技術映像祭】
第一期 2021年6月1日~28日
第二期 2021年8月23日~28日
第三期 2021年11月(予定)
製作:国立研究開発法人産業技術総合研究所
【製作スタッフ名】
製 作:小林 隆司、鈴木 康仁
脚 本:小林 隆司、助川 友之
演 出:小林 隆司
撮 影:小林 隆司、鈴木 康仁
研究者:野田 篤
上映時間:インターネット等で配信されている動画 5 分
製作意図 :
本シリーズは社会課題解決に向けて研究開発に取り組む産総研の最新の研究成果を広く市民にお届けし、公的研究機関としての活動内容の理解促進を図ること、また、次世代を担う若者に社会を豊かにする科学技術へ興味をもってもらい科学技術の発展に資することを目的に、YouTubeチャンネルで広く公開した。科学技術を伝えるときには論理的、説明的になりがちなるため、気持ちを動かして、興味深くわくわく感動する動画製作を目指している。
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シノプシス:
今から135年前、国の施策によって始まった壮大なプロジェクトが現在も続いている。国家を作る大地がどのような岩石で出来ているのかを詳細に調査する、言わば日本の骨格図を描き出す一大計画(地質図作成)である。土地を形作る地層や岩石の種類、年代が描かれており、地下資源の調査や、災害予測の元になる国土の基本情報を、約20キロメートル四方の地質図として完成させるには、研究者の地道な調査活動が欠かせない。詳細な国土の基本情報に貢献するため、今なお険しい調査を続け地質図を作り続けている。
(第62回科学技術映像祭 「受賞作品概要」より転載)