イベント

科学技術映像祭「介護崩壊~救えなかったクラスター~」
2021.06.28(月)
科学技術映像祭「介護崩壊~救えなかったクラスター~」

科学技術映像祭は、優れた科学技術映像を選奨することで科学技術への関心を喚起するとともに、その普及と向上をはかり、
社会一般の科学技術教養の向上に資することを目的として昭和35(1960)年より開催し、今回、第62回を迎えました。
科学技術映像祭 (jsf.or.jp)

 

はこだてみらい館では、この映像祭で選定された全13作品を3期に分けて上映いたします。

【はこだてみらい館 科学技術映像祭】
第一期 2021年6月1日~28日
第二期 2021年8月(予定)
第三期 2021年11月(予定)

第一期第4週上映作品

部門優秀賞「介護崩壊~救えなかったクラスター~」


企画・製作:北海道テレビ放送株式会社

【製作スタッフ】
製作:北村 玲奈
上映時間:テレビ番組 25 分
製作意図:
札幌市の高齢者施設、茨戸アカシアハイツ。4月下旬に最初の感染者が出てから、90 人あまりの
入所者のおよそ7割が感染。道内最大の集団感染=クラスターとなり(当時)、短期間に入所者17
人が亡くなった。市などがまとめた報告書を元に独自取材。そこで見えてきたのは、放置されてきた
介護業界の“ひずみ”と、臨時支援の在り方、得られた知見の共有、余剰人員の戦力化などの課題だ
った。あのとき、何をすべきだったのか。感染拡大が止まらない今、高齢者施設を守るための一助と
なれるよう製作した。
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シノプシス:
北海道に第2波が押し寄せるなか、当時道内最大の新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染
者集団)となった札幌市の介護老人保健施設。取材班に職員からメールが届く「ひどいことになって
る…」。縦割りが邪魔をして後手に回る保健所の対応。支援も乏しく職員は感染や離職で2割ほどに。
介護士は毎日泊まり込み、看護師はまったくのゼロという状態で、17 人もの入所者が亡くなった。
救える方法は無かったのか。札幌市と施設の報告書、独自取材を基に検証し、「介護崩壊」を起こさ
ない為の教訓を探った(第62回科学技術映像祭 「受賞作品概要」より転載)

 

日時
6/22(火)23(水)24(木)25(金)28(月)
〈上映開始時刻〉
①10:30
②13:00
③15:30
④18:00
参加費
無料(入館料別)
対象
どなたさまでも(未就学児は保護者同伴)
備考
・シアター内は常時換気を行います。
・上映中もマスクの着用にご協力お願いいたします。
・室内でのご飲食はできません。
・混雑した場合には入場制限を設ける場合もございます。
・途中入室・途中退室可能です。